最新インターネットdeNAVIブログ:16-11-18

11.18

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42-02

奥さんが旅行先で転び、左足を捻挫した。
翌日からおれは会社を休み、
妻の車椅子を押して通院することになった。

このことは、
函館にいるムスメには内緒にすることにしていたが、
ムスメから外食の誘いがあったので、すべてバレてしまった。

次の日の朝方、
女の子が子猫を連れてやってきた。
私は玄関で迎えたが、一瞬別人かと思った。

二十年近くノルウェーにおり、ごく最近帰国していた。
電話でのやりとりはしていたが、久しぶりに見る娘であった。

「元気だったか」ミーがそう言うと、
「元気だわ。それよりも、ママはどう?」と、
ムスメは無遠慮に上がり込んできた。
家内は何度か外遊し、むすめとよく会っていた。

むすめは、叔母の若い頃に似ていた。
色白のふっくらとした顔で愛嬌がよく、
息子のボクとよく話し合う機会があり、
お姉ちゃんのような感覚を起こさせる人だった。

早速介護する女の子の顔を、あたくしは何度も横目で見ていた。
「パパ、早く濡れタオル持ってきて。
それから、お昼が近いから、何か買ってきてよ」

僕は急に、召使いになった。
少々腹が立ったが、老いては子に従え…と考えれば、理解できた。
娘には、生活力がみなぎっていた。

簡単な昼食後、テレビを見ていたが、
むすめが先程から私を注視していることに気付いた。

「ねえパパ、白髪が増えたわね。横の方、耳の上のあたり、真っ白よ」
なんだ、そんなことかと思った。
そしてムスメを見て、娘もおばさんになっていた。

「今夜、外食しない?」
子猫を抱いたむすめが、晴れやかな顔をした。
私はお子様のように、手を挙げて賛成した。

「パパ、ズボンぐらい、取り替えなさいよ」
妻はブラシで、髪をとかしている。
その奥さんの後ろに、叔母が立っていた。

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